会社概要と創業STORY
2013年、嘉一香食品股份有限公司、臺灣日本火腿股份有限公司、日本ピュアフード株式会社の出資により、醇香食品股份有限公司を設立しました。2014年に屏東工場で生産を開始し、日本向けの原料用濃縮エキスの輸出と、台湾国内向けの畜産エキス・調味料の製造・販売を行っています。抽出方法は圧力抽出と常圧抽出の二方式を採用しており、特に常圧抽出による手づくりの深い旨味を重視しています。2016年にFSSC22000を取得し、国際的な認証規格も取得しています。取引先はラーメン店、鍋専門店、製麺所を中心に拡大し、現在は香港やシンガポールを経由してミャンマーやカンボジアにも販路を広げています。
2018年に食材工場で生産を開始し、叉焼やローストビーフ等の食肉加工品の製造が可能になりました。食材工場は2025年に大型投資を実施し、焼肉の連続製造ラインやフライヤーの連続製造ラインを導入して、製造品目をさらに拡大しました。今後は試行錯誤を重ね、台湾の食文化・嗜好に合わせた味づくりと、迅速なサンプルフィードバックにより顧客満足の向上を目指します。
創業期は取引先ゼロ、設備故障、言語の壁など多くの困難がありましたが、日本で培ったノウハウと現地従業員およびパートナーの協力により課題を克服してきました。日系企業との連携により設備問題を改善し、5S活動や部門横断の品質会議を通じて品質管理体制を整備しています。現地従業員の技術向上にも努めています。
ビジョン
「食を支えるパートナーになるために」
日本品質と現地理解を融合し、安全で安定した供給、製品開発、人材育成を通じて地域とともに成長します。持続可能な原料調達と環境配慮を推進し、常に現地の信頼を得る企業であり続けます。
ブランドの理念と価値観
ブランドの理念と価値観

✔ 品質 ✔ 食品安全 ✔ 国際協力
- 品質: 醇香食品は日本の技術と経験に基づき、台灣の消費者の嗜好に合わせて「日本品質」を追求しています。
- 食品安全:FSSC22000等の認証を取得し、安全で安心な商品の供給を確保しています。
- 国際協力: 現地人材の育成を推進し、顧客のニーズに応じて製品の現地化を進め、アジア市場の展開を図っています。台灣の情勢を考慮し、サプライチェーンの安定化と柔軟な国際協力を重視しています。
工場内の生産ライン紹介
エキス工場(畜産エキス&調味料)
1.風味志向の製法:エキス工場では圧力抽出と常圧抽出の2方式を採用しております。特に常圧抽出は「寸胴焚き」に類する深い旨味と濃厚な口当たりを実現でき、こだわりの風味を安定供給できます。
2.安全と品質の国際基準:2016年にFSSC22000を取得し、5S活動および部門横断のQAによる管理を通じて、高品質かつ安全な製品を提供しています。
3.省力・コスト削減に寄与:外食業者は自ら骨の在庫を備えたり、長時間炊煮したりをする必要がなく、燃料・人件費・廃油処理などのコストを削減することができます。
4.豊富な製品ラインと実績:畜産エキス抽出品・たれ・畜産由来オイルを生産しております。台湾市場で基盤を築き、香港・シンガポール等を経由して東南アジアへ展開しています。
5.顧客志向の支援:サンプル提示→フィードバック→改良の高速サイクルにより、現地の嗜好に合った配合を構築しています。

食材工場(食肉加工)
1.統合型食肉加工:チャーシュー、ローストビーフ等の加工が可能です。エキス工場の畜産エキス品やたれを活用することでお客様のメニューを高い再現度を実現し、安定供給を保証します。
2.生産能力拡大と自動化への投資:2025年には、焼肉連続生産ラインとフライ連続生産ラインを導入するための大規模投資を実施しました。大量生産体制を強化することで、安定供給とリードタイムの短縮を実現します。
3.多目的サポート:外食向け業務のほか、インスタントラーメンや冷凍食品メーカーへのOEM供給や原材料供給もサポート可能です。
4.品質管理体制:現地従業員の技能向上と日本の作業技術ノウハウ導入を通じ、プロセス管理と品質均一性を確保しています。

2016年にFSSC22000国際認証を取得しました。

2016年にFSSC22000国際認証を取得
ニッポンハムグループの台湾における製造拠点である醇香食品は、2013年の設立以来、 「台湾の豊かな食への情熱」と「日本式の徹底した品質マネジメント」をコアに成長を続けてきました。2016年には、グループが誇る安全・安心の証として食品安全マネジメントシステムの国際規格「FSSC22000」の認証をいち早く取得しています。
進出当初、言葉の壁や設備トラブルといった数々の困難に直面しましたが、地元の有力パートナーである嘉一香食品や現地スタッフと泥臭く協働することでこれらを克服してきました。この経験は、「マニュアルの押し付け」ではなく、「対話と相互理解」を通じて現地スタッフを主体的な戦力へと育てる、現在の醇香食品の強固な教育方針の礎となっています。
台湾では「日式拉麺(日本式ラーメン)」をはじめとする本格的な日本食ブームが定着し、味の再現性やカスタマイズへの要求はこれまで以上に高まっています。同時に、外食業界における求められる品質への対応も急務となってます。
醇香食品はお客様の「品質へのこだわり」への実現のため積極的にサポートして参ります。



